緑のカーテンとパッションフルーツの挿し木の方法

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パッションフルーツの育苗

パッションフルーツで緑のカーテンを作るため、来年用の苗を育苗します。

挿し木のポイントは、0.5~2cm前後に伸長した腋芽が萌芽した枝を用いることと(新芽が萌芽した部位を使用した挿し穂は成長が早い)、気温と地温が25℃の条件で実施することです。

この条件に合う機会が2回あり、6月の結果枝(花芽がついて開花・結実した枝)の更新時と収穫後の8~9月です。梅雨の終わるころにはカーテンを完成させたいので、6月に挿し木し大きく育苗します。

挿し穂の準備

  • 挿し木当日に、葉色が濃い節を選び、ツルを切り落とし、葉も半分切り落とします。
  • 1〜2時間ほど水を吸わせてから挿し木します。発根の適温は25℃です。
  • 挿し穂は、大きな腋芽が萌芽した節が望ましいですが、先端が枯れてなければ小さな腋芽でも、あるいは腋芽なしの節でも成長は遅くなりますが挿し木は可能です。

先端が黄色くなってない1mmほどの小さな腋芽付きの節と、腋芽なしの節を挿し穂にします。

(2014.6.21撮影)

挿し木

  • 直射日光と風を避け、明るい日陰に置く。順調なら10日から2週間で発根します。挿し床容器は排水を良くするため、通気性の良い台等の上に置きます。
  • 伸び出した新梢は適宜支柱に誘引し、腋芽と巻きひげ、花芽は小さいうちに全て除去します。目標とする苗木の長さはハウス栽培では50cm以上、露地栽培では150cmです。

6/21に10苗を挿し木、10日後の7/1の状態

10苗の内1苗(新梢の一番先端部分を挿し木したもの)は萎れて失敗。残り9苗は腋芽はまだ成長せず挿し木成功かどうか不明です。

(2014.7.1撮影)

挿し木約20日後

7/10から腋芽が成長し始め根付いたようなので、緩効性肥料を与え日陰から日当たりへ場所移動。7/16には8苗全ての腋芽が伸長、腋芽のない残り1苗も7/26に新芽が伸長

挿し木1か月10日後

8/1の状態(腋芽付8苗:苗長10cm、腋芽無1苗(下段右端):苗長5cm)。

(2014.8.1撮影)

挿し木2か月後

8/21の状態(上段腋芽付5苗:苗長28~33cm、下段左腋芽付3苗:苗長22~23cm、下段右端腋芽無1苗:苗長13cm)。8/19に55cmの支柱建て

(2014.8.21撮影)

挿し木2か月半後

9/5の状態。苗長72cm 2苗、苗長66cm 2苗、苗長57cm 2苗、苗長52cm 2苗、苗長39cm 1苗、支柱が足りなくなったので継ぎ足し120cmにしました。

この半月で早いものは40cm、遅いものでも30cm成長、一番生育の遅かった苗も26cm伸びました。9/1に洋ラン用の有機発酵固形肥料を1個追肥しました。

(2014.9.5撮影)

挿し木3か月後

9/21の状態。苗長133cm 2苗、苗長125cm 1苗、苗長118cm 2苗、苗長113cm 2苗、苗長105cm 1苗、苗長88cm 1苗。

この半月も旺盛に成長、一番生育の遅かった苗の成長が著しく39cm→105cmと66cmも伸びました。一番成長の遅かった苗は52cm→88cmと36cm、他の苗はすべて60cmほど成長しています。

(2014.9.21撮影)

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