子株を定植したいちご苗が結実、育て方のポイント

スポンサーリンク

子株を定植したいちご苗が結実

2008年11月にご近所さんから頂いた、親株からランナーの子株を定植したいちご苗が結実し、少しづつ大きくなってきました。

収穫前なので撮影後すべてのランナーを切り取りました。(2009.4.23撮影)

育て方のポイント

  • いちごは1年サイクルです。親苗に実が付きだす頃にランナーが伸びてきます。そのままにしておくとランナーに養分を取られ、花や実が大きくなれないので、収穫前のランナーは全て切り取ります。

  • 収穫を終えた親株をそのままにしておくと、ランナーが伸びてきて子株が付く。親株に一番近い子株は使わず2・3番目を育てる。一番目の子株は育ちすぎてる事と、親株の病気を引き継ぎ易いためです。

  • 子株は冬を越して来年の春に実を付け、ランナーを伸ばします。前年の親株にも実は付きますが、質が落ちていくので、子株を毎年作って苗を更新していくほうがよい。

  • 収穫は4月の下旬から7月上旬くらいまで。野菜は朝露と共に収穫しますが、いちごは夕方の方が水分が減っていて甘さが凝縮されているようで甘い。

栽培方法

  • 光・植え場所:子株が大きく育ってきたら8月頃にランナーを切り離し他の場所に仮植えします。その後10月頃に定植を行います。

  • 冬地上部は枯れても、春には芽が出てきます。日光を好み、風通し良い場所に植えてあげます。夏場の高温は嫌います。

    • 鉢植えの場合は、1株を10号か12号に1ポット植えます。地植えの場合は、30cm間隔で植えます。
    • プランター植えは、20cm間隔で植えます。(20cm以上深さのあるものを選ぶ)
  • 植え方: 根は深く植えるが、芽が出るところを土の中に埋めないように植える。ランナーの反対にいちごの花房が付くので、ランナーを畝の内側やプランターの奥側にすると、手前に実が付き収穫しやすい

  • 水:時々、葉水をかけてあげます。乾燥させないように、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。乾燥を嫌いますので注意します。

  • 土:肥沃な土がベスト。石灰などを混ぜてください。

  • 種まき:一般的に行いません。親株からランナーを出して子株が出来ますので、それでふやします。

  • 肥料:1ケ月に2回程度。液肥など。肥料切れをさせないようにします。植付け後、20日前後に、化成肥料などをまくと良いでしょう。

  • 病虫害:灰色かび病、うどんこ病等。

スポンサーリンク