華麗に咲いたアマリリスの鉢植え
今年も咲いてくれました!頂いて、もう何年になるでしょうか、一鉢のアマリリス。殆ど世話らしい世話もしていないのに、毎年、この時期に大輪を咲かせてくれます。
小学校の音楽の時間に習った「アマリリス」の歌、軽快なメロディーから想像するのは、小さくて可愛らしい花ですが、実際には、華麗で鮮やかでダイナミックな存在感を放つ花です。
アマリリスの花が玄関に一つ咲いているだけで、とても華やかになります。4本花茎が立って3本が咲き出しました。
目にも鮮やかな真っ赤と白のグラデーション。大輪のアマリリスは花径20cm以上と、とても大きな花を咲かせます。
アマリリスの鉢植えの育て方と華麗に花を咲かせるコツ
球根の植え付け
球根の植え付けは3月~4月に行います。鉢植えは球根の高さの3分の1程が地上に出るくらいの浅植えにします。5~6号(18cm)鉢に1球が目安です。
日常の手入れ
春と秋は、屋外の日当たりの良い場所に置いて育てます。真夏は、直射日光を避け半日陰の涼しい所に置いてください。
寒さと過湿には弱いので、雨期や冬には軒下に移動しましょう。
水やり
鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。秋に葉が枯れ始めたら、徐々に水やりを控えめにし、冬は完全に乾かします。
4月になり、葉が育ち始めたら、水やりを再開しましょう。
肥料
アマリリスは生育中は肥料をたくさん必要とします。4〜5月、7月〜9月には10日に1回くらいの割合で液体肥料か、月に1度緩効性肥料を与えましょう。
花が終わったら葉を残して花茎を元から取り除きます。その後も肥料を与えて葉を育てます。
花がら摘み
アマリリスの花は、1本の花茎から2つから4つの花が咲きます。
花が終わったら1つずつ終わった花を、花首の付け根の部分でハサミで切りるか、手で折り取ります。
花後の花茎の切り取り
全てが枯れたら花茎の根元から切ってしまいます。
葉を育てる事で球根がしっかり育ち、次の花芽の準備になるので葉を大事にしましょう。
葉が展開を始め、1カ月に約2枚の割合で増えるので、日当たりのよい場所に置いて十分に光を当てます。
9月下旬頃になると葉の増加が止まりますが、葉が8枚あれば球根は十分に肥大しているので、翌年も花が咲きます。
葉っぱもツヤツヤしてグングン成長するので、しばらく観葉植物として楽しめます。
冬越しは
基本的に寒さに弱いですが、寒さに当てないと花芽が付かないと言います。
冬越しは、外気が10度以下になると葉が枯れるので、葉が枯れたら軒下などで休眠させ、冬場は水やりを行いません。
株分けをする場合は
アマリリスの株分けは2~3年に1度。
植え替えや球根を掘り起こした時に行い、土をきれいに落とした後に子球根と親球根を取分けます。
そしてそれぞれを植え付けます。