赤・桃・黄 3色のハイビスカス寄せ植え
去年、5月中旬に求めた赤、桃、黄色の3色のハイビスカス(300円/鉢、ヨーカー堂大船店)を大きな鉢(8号鉢)に寄せ植え、玄関前に飾りました。
ハイビスカスは病気や虫にも強く、育てやすい植物です。花を上手に管理すれば、夏から秋にかけて次から次にハイビスカスの花が咲いていきます。
(2016.5.26撮影)
冬越ししたハイビスカス
11月に室内に取り込み冬越ししたハイビスカス、新枝も伸び、今年初めての花が6月に咲きました。
(2017.6.1撮影)
(2017.6.1撮影)
ハイビスカスの育て方
ハイビスカスの花を咲かせるコツ
ハイビスカスの花が咲かない理由は日光不足です。肥料切れや、根詰まりが原因かもしれません。ハイビスカスの育て方の一番のポイントは、午前中にたっぷりと日に当て、日光と水と肥料があればよく咲きます。
- 午前中はたっぷりと太陽の光を当てる
- 午後からは木漏れ日程度か直射と西日を避ける
- 肥料は一週間に一回、液肥をやる
- 前日に咲いた花は翌日には摘み取る
栽培カレンダー 出典 ハイビスカスの育て方 – みんなの趣味の園芸 NHK出版
日当たり
ハイビスカスは、十分な日照条件のもとで花芽が形成されますので、陽当たりの良い場所で管理しながら、肥料と水を切らさないように育てることが大切です。
熱帯のイメージがありますが、暑すぎると生育が弱くなり花もあまり咲かなくなります。日本の自然環境下で一番元気に咲くのは春と秋で、夏は花が咲き止むこともあります。
水やり
春から秋は土が乾いていたら水をタップリやります。夏は毎日朝夕2回与えます。越冬させる場合、冬の水やりは控えます。水をやりすぎると腐って枯れます。土が乾いてから数日たって、水をやる程度です。
生長期や、開花時期に水を切らすと蕾(つぼみ)が次々と落ちてしまうことがありますので注意が必要です。
肥料
花は咲いたその日にしぼんでしまう一日花です。そのため肥料が切れるとすぐに花が止まります。肥料をやらないでいると、エネルギーが切れて花つきが悪くなります。
春から秋の成長期に、化成肥料などを規定量よりやや多めに施します。開花時期は一週間に一回、液肥をあげます。液肥をやるかやらないかで、開花量が全く違います。夏の暑さで成長が衰えているときは、化成肥料は控えてやや薄めの液体肥料を施し様子を見ます。
花がら摘み
咲き終わってしぼんだ花は、花茎の付け根から切り落とします。切らずに放っておくと、がくの部分を残して花がポロリと落ちます。摘み取りを行うことで、次の花や翌年の花へ養分をまわせ、元気な花を咲かせやすくなります。
剪定
剪定をする時期は花が咲き終わった10~11月頃に、株全体の半分ぐらいでカットし剪定を行います。こうやってコンパクトにすると、寒さの被害も受けにくくなり、屋内にも取り込みやすくなります。
切る時は親枝から生えている小枝を選び、葉柄のつけ根にある外芽の数mm上あたりで切り落とします。
害虫
4~10月頃になるとアブラムシが発生しやすくなります。花や茎の養分を吸って生長を邪魔するので、事前に薬剤を株元に置くなどして予防しましょう。もし発生した場合は、大量発生する前に殺虫剤などで駆除します。