ミニ胡蝶蘭の育て方のポイント、上手に咲かせることができました

ミニ胡蝶蘭とは

胡蝶蘭といえば、ギフトフラワーとして人気の花で、なんといっても、優美で可憐な花姿が魅力的です。ミニ胡蝶蘭は、普通の胡蝶蘭より花の大きさがひと回りほど小さくなって、置く場所を選ばないのも魅力のうちの一つです。

少し小ぶりなので、見た目の華やかさは普通の胡蝶蘭には及びませんが、手ごろに手に入れられる値段であることが多いです。

普通の胡蝶蘭が、豪華で高価なものなので、会社関係者や店などの開店祝いに贈るものだとしたら、ミニ胡蝶蘭は、身近な人に感謝の気持ちを贈るときに、贈りやすい花かもしれません。

胡蝶蘭は木の上に生えている着生ランです。胡蝶蘭が野生で育っている環境を再現してあげるのが育て方のコツです。

  • 直射日光が当たらない明るい場所
  • 湿度(または葉水)
  • 風通しがいい直接風が当たらない場所
  • 出来れば18度から27度まで

胡蝶蘭の人気

ミニ胡蝶蘭は価格も安く、胡蝶蘭の人気は、綺麗な花を長期間楽しむことができる、寿命の長さにもあると思います。

胡蝶蘭の花芽は、株の休眠期(11月~12月ごろ)から、顔を出し始めます。花芽が出る場所は、上から2枚目の葉のつけ根あたりからです。

蕾らしき花茎が2つ出て来ました。休眠期に花芽が出てきても、株は成長を止めていますので花芽はわずかしか伸びていきません。暖かくなる春を待つことになります。

胡蝶蘭の花芽は春になっても休眠しつづけ、桜が散り始めて気温が20℃以上になってくると、ようやく伸び始めます。

(撮影日 2016.11.20)

つぼみが大きくなり始めたら、鉢の置き場所や向きは固定しておきましょう。この時、花芽は日光の方向に伸びてくるので、できるだけ上から日光が当たるような場所に移動します。そうすることで、日光と花の向きが揃うようになり、より美しい姿に育ちます。

支柱と花茎を留めるタイミングは、蕾みがはっきりして開きそうに成る少し前くらいです。2~3輪程度咲いてから、下の方から序々にクリップ等で固定して行きます。

去年咲いた花が今年も咲いてくれました。花数は少なくなってますが。通常の室内環境であれば、春から初夏(5月~6月)にかけて開花します。

(撮影日 2017.5.7)

他の胡蝶蘭に比べてサイズが小さいため、鉢を置いて育てる場所や水やりの方法など、育て方のポイントを押さえれば、とても育てやすい花です。適切に管理すればまた花を咲かせることができます。

(撮影日 2017.5.13)

ミニ胡蝶蘭の育て方のポイント

普通の胡蝶蘭も、ミニ胡蝶蘭も一つの株を寄せ合わせて、3本立てや5本立てにしていますので管理の仕方もほとんど胡蝶蘭と同じです。

胡蝶蘭の葉を観察していると、胡蝶蘭の様子がよくわかります。元気な葉が4枚以上あれば、株を大きくすることもできます。
葉っぱがしおれていたり、元気がなかったりすると枯れていってしまいます。

  • 胡蝶蘭には直射日光をあててはいけません。

  • 胡蝶蘭は寒さに弱い(15度以上)植物ですが、暑すぎても(35度以上)枯れてしまいます。(18度~27度が最適)
  • 水をあげすぎてしまうと根腐れしてしまうので、水の量には注意してください。水をあげる頻度は放置気味のほうが良いです。

  • 開花中は肥料はあげません。5月頃から遅効性の置き肥(二ヶ月に一回ほど)をあげ、10月以降は肥料を与えません。肥料はあげ過ぎないようにします。

葉っぱが焦げたように黒くなっているときは葉焼けです。一度、葉やけしてしまった部分は元には戻りません。葉が落ち、新芽が出てくるのを待ちましょう。
大きく葉焼けしてしまっている場合は、再生させることはできないので、清潔なはさみでそこの部分を切除します。

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