シンビジュームの育て方と年間管理

シンビジュームの開花

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シンビジウム「ユーフォーカラー」(学名:Cymbidium Neutrino’UFO Color’)
株分け後1年(左)花芽2本、(右)花芽1本

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丸っこい黄色い花が特徴。黄色の花弁と赤いリップとのコントラストも抜群、はっきりとした色合いが人目を引きます。学名は丸い形をUFOに見立てたのでしょうか。ニュートリノも宇宙っぽい。

年間管理表

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置き場

  • ソメイヨシノが咲く頃までは、室内のできるだけ直射日光の当たる場所に置きます。ソメイヨシノが散ったら、戸外の日光のよく当たる風通しのよい所に置きます。
  • 6月から9月一杯までは遮光ネットで30%ぐらい遮光して、夏はできるだけ涼しい場所に置きます。
  • 10月からは再び直射日光に当てるようにして、薄霜が降りるようになれば室内のできるだけ日当たりのよい場所に置きます。
  • つぼみや花が咲いている時期に2度以下の低温、30度以上の高温にさらされると花やつぼみに害がでるので注意します。冬の室内の理想的な気温は最低5度~10度ぐらい、昼間の最高は20度以下が理想的です。

植え替え

2~3年に1回は植えかえる必要があります。適期は花後の新芽が伸び始めた頃に行います。通常3月~4月頃に行いますが、まだ花のついている株は5月まで待って行うか、花を切り花として利用して植え替えを行います。

株分け

植え替え時大きくなり過ぎた株は株分けをして増やす事ができます。株分けは3バルブ以上で一株とするように株分けをします。時期は3月~4月の早い時期に行います。

方法はバルブをできるだけ避けて包丁などで丁寧に切り分けます。切り分けた際、葉の出ていない枯れたバルブは取り除きます。枯れていないバルブは養分になるので取り除きません。株分け後は1週間ぐらい半日陰で管理します。

花茎切り

シンビジュームは花持ちがよく、いつまでも花茎をつけておくと、株の栄養が花に奪われ、来年の花の開花に影響してくる事があります。

花茎を切るタイミングは、 12月から2月頃に開花しているものは7割ぐらい枯れてから、3月から4月頃に開花しているものは3割ぐらい枯れてから切花に、その後の5月頃に開花しているものは8分咲きぐらいで切花に利用します。
切り花は5度ぐらいの低温で管理すれば1ヶ月ぐらい持ちます。

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