淡いピンク色の大手毬(オオデマリ)
東北で6年ぐらい前に買った大手毬の木にも、やっと綺麗に30個近く花輪を付けてくれ、これもやっと咲きました。手毬って名前がついているだけにやっぱりコロコロと丸く転がるのです。
その時に農家の方から 「これはとっても珍しい種類ですよ」 って言われたのですが、あら、そうなのぐらいしか感じていなかった。
(2017.5.11撮影)
花はアジサイと同じ、雄しべと雌しべの退化した「装飾花(飾り花)」です。秋に紅葉して冬は落葉します。
ところが咲いてみると薄いピンクの花です、近所でも見たことありません、愛おしくなってきました。
(2017.5.11撮影)
大手毬、西洋手毬潅木、小手毬の見分け方
大手毬(オオデマリ)と西洋手毬潅木(テマリカンボク、園芸品種ビバーナム・スノーボール/ビバーナム・ステリーレ)の花はそっくりです。違いは葉だけです。
大手毬の葉は卵型で細かいギザギザが入るのに対して、西洋手毬潅木はカエデのように大きく裂けるので、この2つは、葉で簡単に見分けが付きます。
春に小さな花を球状に咲かせる小手毬(コデマリ)はバラ科の花木で大手毬(オオデマリ)とはまた異なる植物です。